還暦爺が行く!メタルバンドLIVE

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私の趣味は老人会の仲間たちとカラオケに行くことです。老人ばかりの集まりなので皆が歌う歌といえばもちろん演歌ばかりです。私自身も演歌が大好きで、好きな歌手の曲を上手に歌って皆に聞いてもらうことがいつもの楽しみでした。そんな典型的な演歌好きの老人な私は、やはり今時の若い子が聴く曲には詳しくなく、聞いたことがあるものと言えばテレビで良く見かけるアイドルの歌ぐらいでした。 そんな中、ふとしたことから私の音楽人生に大きな転機が訪れました。それはメタルです。還暦の私がハマっているメタルと、そのきっかけを紹介します。

前に娘や孫達から誘われて家族皆で集まってカラオケに遊びに行った時のことです。いつもの友達と一緒に歌う時とは違って、家族は皆色々な曲を歌っており、最近の若い子はこんな曲が好きなんだ、となんとなく聴いておりました。そして、孫があるメタルバンドの曲を歌い始めました。孫がメタルバンド好きということは知っていたのですが、私自身メタルというものにはとにかく荒っぽくて攻撃的な印象があり、少し辟易しているところがあったので実際に聴いてみるのは初めてでした。 歌っているのは孫で、カラオケの音源なので実際の曲とは大きく違っているのですが、初めて聴いてみたらほのかに心惹かれてしまっていました。身内びいきですが、孫の歌がとても上手かったせいもあるかもしれません。

皆で遊んだ後に、カラオケで聴いて少し気になっていたINFERNAL MAJESTYというバンドのことを孫に聞いてみました。娘や妻に私がメタルに興味を持ち始めたのを知られるのはまだちょっと気恥ずかしかったので、二人でこっそりとでしたが。 しかし孫は私がメタルに興味を持ったことに喜んだようで色々教えてくれました。メタルとロックンロールというものはどういった違いがあるものなのか、メタルにもヘヴィメタルやデスメタルといったものがあってどう違うのかといったことを色々教えてもらいました。孫から言わせればまだまだ分かっていないのかもしれませんが、段々自分の中で新しい世界が広がって行く楽しみを感じています。私自身、この年でメタルに目覚めるとは思っていませんでしたが、いつになっても新しい刺激を求めていく気持ちは忘れられないものなのだなあ、と感じました。

そして、孫から色々オススメのメタルバンドを教えてもらいましたが、やはり私がこの世界に入るきっかけになったINFERNAL MAJESTYのアルバムを聴いてみました。 カラオケで聴いているよりもやはり段違いの迫力でした。メタルらしく攻撃的でとにかく激しいドラムやギターに圧倒されました。そして屈強な男性の力強いボーカルも印象的でした。恥ずかしながら英語は読めないのですが、それでも彼らの歌からは強いメッセージ性を感じました。それに、ただ力強いだけでなく時には映画の舞台のような壮大で幻想的な曲もあり、多彩なバンドなのだなあと感心しました。

知れば知るほど、メタルの世界への興味は尽きず思い切って還暦祝いのプレゼントに孫と一緒にINFERNAL MAJESTYのLIVEに行ってみました。 いざ行ってみたら自分はやはり場違いなのでは、と思っていましたが、いざLIVEが始まってみればCDアルバムで聴いていたよりも桁違いの迫力や会場の熱気にあてられて、年甲斐も無くはしゃいでしまいました。さすがにかなり疲れてしまいましたが、スポーツの試合の後のような心地良い疲労感でした。それに、何よりも孫との忘れられない還暦祝いの思い出も出来ました。

今では、家族には私のメタル好きは知れ渡っており、こっそり練習して老人会の皆とのカラオケの場でメタルを歌ってみたりなんかもしました。 最初は皆びっくりしていましたが、それでも好きな音楽を全力で楽しめることは幸せなのだと改めて感じています。

 

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photo by:Ryan Vaarsi

Infernäl Mäjesty

 

Infernäl Mäjestyは1986年に結成されたカナダのヘヴィ・メタルバンドです。

1987年にリリースされたファーストアルバム「None Shall Defy」が最も有名なアルバムです。

1998年にDispleased Recordsによって再販され、ヨーロッパ・ツアーも行われました。

 

アルバムリスト

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『None Shall Defy』

  1. “Overlord” – 5:57
  2. “R.I.P.” – 1:13
  3. “Night of the Living Dead” – 7:20
  4. “S.O.S.” – 4:50
  5. “None Shall Defy” – 6:45
  6. “Skeletons in the Closet” – 3:51
  7. “Anthology of Death” – 6:51
  8. “Path of the Psycho” – 1:53
  9. “Into the Unknown” – 5:11 (Bonus on Reissue)
  10. “Hell on Earth” – 8:10 (Bonus on Reissue)

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『Unholier Than Thou』

  1. “Unholier Than Thou” – 4:39
  2. “The Hunted ” – 4:23
  3. “Gone the Way of All Flesh” – 4:20
  4. ” Black Infernal World” – 4:22
  5. “Roman Song” – 5:10
  6. “Where Is Your God” – 4:35
  7. “Death Roll” – 4:38
  8. ” The Art of War” – 5:33

音楽ジャンル講座【ヘヴィメタル】

ヘヴィメタルは、イギリスやアメリカなどで広く発展したロックのスタイルのひとつで1960年代の終わりから1970年代の初頭にかけて浸透しました。
よく目にするHR/HM(HM/HR)はハードロック/ヘヴィ・メタルのこと。
メタルのファンはメタルヘッド、日本においてはメタラーなどと呼ばれます。

ヘヴィメタルはアリーナ向けの商業ロックとアンダーグラウンドにシーンが分かれていて、また時代が下るごとにシーンも細分化が進んできました。
ヘヴィメタルは様々なサブジャンルを内包しています。

とはいえ、メタルに分類されるバンドのサウンドは、ハードロックと同じようにエレキギターの歪んだ音を強調した過激なものであるのが基本的とされています。
その理由としては、ハードロックが限界点を迎えた後、パンク・ロックブームの中で新たな音楽性を求め発展した末に生まれたジャンルがメタルであることにもよります。
ですので、ハードロックとメタルの間に厳密な境界線はありません。

 

<名前の由来>

「ヘヴィメタル」という名前の由来は諸説あるようですが、ローリング・ストーン誌の音楽ジャーナリスト、レスター・バングスが1970年代にレッド・ツェッペリンやブラック・サバスに対する論評でヘヴィメタルという言葉を使い、言葉が広まるきっかけとなったそうです。また、「ロック(岩)よりもハード(硬い)」もしくは「ロック(岩)よりもヘヴィ(重い)」だからヘヴィメタルと言う説もあります。

<ヘヴィメタルの特徴>

一般的には音の「ヘヴィさ」が重視されます。そのためにギターやベースのチューニングを下げて、通常より低い音が出せるようにしている場合もあるようです。また、一般的なポピュラー音楽のテンポよりもヘヴィメタルでは速いテンポが多くみられます。
人力で刻める速度の限界に挑戦するようなプレイヤーも多くいます(速弾き)。 ヘヴィメタルでは歌よりも演奏で魅せるような曲も多くあり、ギターソロやドラムソロ、ベースソロが重視されます。こういったことから、テクニカルな演奏を得意とするプレイヤーを多く生み出しています。
メンバー構成は、ギター、ドラム、ボーカル、ベースを主軸とし、キーボードが加わることもあり、ロック一般に見られるものとあまり変わりはありません。

<歌詞の特徴>

ヘヴィ・メタルでは演奏だけではなく歌詞も攻撃的なものが目立つ為、悪魔崇拝やオカルト、猟奇的な犯罪、麻薬についてなど退廃的で過激な歌詞の印象を持つ人が多いようです。
しかしメタルはメロディの美しさに重きを置いており、歌詞の過激さはあくまでもギミックとしてのものが多いのです。それだけではなく、普遍的なラヴソングも存在し、政治・社会問題、歴史的事象、ファンタジーのようなものなど様々なテーマが歌詞にされています。

音楽ジャンル講座【メロディックデスメタル】

メロディックデスメタルは、ヘヴィメタルの中に含まれるジャンルの一つでメロデスと略して呼ばれています。

メロディックデスメタルは大きくわけて2つの考え方があります。

【1】メロディーを重視した音楽スタイルにデスメタルの歌唱法デスヴォイスを取り入れたもの。北欧メタルの系統に属する。
【2】デスメタルにNWOBHMの旋律を取り入れてドラマティックな展開を持たせたもの。

メロディックデスメタル成立の前段階とされているのは1990年代前半に発表されたスウェディッシュ・デスメタルにメロディを取り入れたディスメンバー、アット・ザ・ゲイツ、アモルフィスなどの作品や、グラインドコアの音楽性からシフトしたカーカスの作品であると考えられています。

メロディックデスメタルの成立に強く関わっているのは、アーチ・エネミーやダーク・トランキュリティ、イン・フレイムス、チルドレン・オブ・ボドムといったシーンを代表するバンドです。
そのため、これらのバンドの出身地から『北欧叙情デスメタル』と呼ばれていたこともあります。

近年ではヘヴィメタルとの境界が不明瞭となっていて、要素の大半に大きな差異はみられなくなっています。唯一、デスヴォイスのみが分類のための指標となっているようです。

音楽ジャンル講座【メロディックスピードメタル】

メロディック・スピード・メタルは、ヘヴィメタルの中に含まれるジャンルの一つでメロスピと略して呼ばれることがあります。近いジャンルではメロディック・パワー・メタルがあります。メロスピとメロパワの両者の間には厳密に区別されるものはありません。
また、ヘヴィメタルとも厳密な違いはありませんが、より重低音(パワー)を重視するものをメロディック・パワー・メタルと呼んでいます。

メロディック・スピード・メタルの元祖はジャーマンメタルバンドの「ハロウィン」で、1980年代末期に発売したアルバムは日本とヨーロッパで大ヒットしました。スタイルとして確立する以前には、レインボーなどのクラシカル路線のバンドにおいてメロディック・スピード・メタルに属するとされる作品は既に幾つか存在していました。

1990年代に入ると、フィンランドのストラトヴァリウス、ブラジルのアングラによって、クラシック音楽の要素を取り入れることが定番のスタイルとして確立されました。ギタリストであるイングヴェイ・マルムスティーンの影響も大いに見て取れます。

メロディック・スピード・メタルに属するバンドはフィンランド・ドイツ・スウェーデン・イタリア・ブラジル・日本などに多くのバンドが存在すしています。ですが、北米ではメロディックパワーメタルの代表格としてキャメロットが存在しますがジャンルとしてはあまり人気がないようです。

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    ようこそ。INFERNAL-MAJESTYの館へ。
    還暦を過ぎた小生がこの年でINFERNAL-MAJESTYにハマってしまい、音楽漬けの毎日を送っています。

    現役でLIVEやフェスを駆け巡りながらその臨場感のまま徒然と日記を書いています。 音楽の素晴らしさ、国境のないメロディ、NO MUSIC,NO LIFEをモットーに、世界中の皆で素晴らしきBEATを共有したいと思っています。

    還暦を祝われてから10年、この前、ついに古希を迎えました(笑)
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